ホームページ制作コラム

【専門分野に特化しよう】行政書士のホームページ制作におけるポイントを解説します

ホームページ制作

行政手続を専門とする法律家である行政書士。

市民と行政のパイプ役を担う身近な専門家であり、近年ますます活躍の場が広がっています。

とはいえ、仕事を得るためには当然、リアルな場での営業活動に加えて、インターネットを使った集客にも力をいれる必要があります。

今回は、日々の業務で忙しい行政書士の先生に代わって働いてくれる「もう一人の営業マン」として、ホームページを有効に活用していくためのポイントを解説します。

幅広くではなく、専門分野を絞って情報を載せる

行政書士のホームページのタイプは二つに分けられます。

・幅広く取り扱い業務を掲載しているタイプ

・ある専門分野に特化して情報を掲載しているタイプ

ホームページ経由での集客において効果的なのは、どちらのタイプだと思いますか?

「幅広く業務内容が載っていた方が良い!」と考える方もいるかと思いますが、

実は、後者の「専門分野特化型」の方がホームページでの集客に適しています。

以下で理由を解説していきます。

お客様は最初から「行政書士」を探しているわけではない

お客様は「行政書士」を探しているのではなく「相続、遺言、内容証明などのサポートをしてくれる相手」を探していることを念頭に置きましょう。

お客様で行政書士の取り扱い業務を理解している方は多くありません。インターネットの検索エンジンで「行政書士」というキーワードを使って探す方はごく一部です。

つまり、調べる際には「相続 相談 地域名」といったキーワードで検索して、結果として行政書士のホームページに流入するという流れになるのです。

例えば、相続の相談をしたいと思っている方が検索をかけた際に、

① ○○行政書士事務所

② 相続ならお任せください!▲▲行政書士事務所

という2種類のサイトがあったら、おそらく後者をクリックする方が多いのではないでしょうか。

「行政書士」という肩書きがある時点で専門家という認識は持ってもらえますが、ある分野に特化した方が「その道のプロである」ことをより強く印象付けることができ、依頼につながりやすくなります。

お客様はじっくりとホームページを見ていない

基本的にインターネットで調べ物をする方はじっくりとホームページを読みません。

あなたがネットサーフィンをする時のことを想像してみてください。ページを開いて数秒間ざっと見た上で、自分が望む情報がないとわかれば、すぐに離れてしまうのはないでしょうか。

パッと見てここは「○○のサポートをしてくれるんだ」とわかるページであれば、関心を持って内容を見てもらうことができます。

辻井法務行政書士事務所

(参照:辻井法務行政書士事務所)

行政書士・川添国際法務事務所

(参照:行政書士・川添国際法務事務所)

上記2つのホームページは「相続・遺言・家族信託」「外国人支援」と専門分野をはっきりと明示しています。ページを開いてまず目に入る部分にわかりやすく強みが掲載されていると、お客様の印象に残ります。

また、行政書士は秘匿性の高い情報を扱うため「信頼性」が何より大事な職業です。担当の先生の顔写真が掲載されていると、お客様に親近感、好印象を与えることができます。

どの専門分野に特化するか決めるために

専門分野に特化して集客するのが効果的といっても、遺言・相続、土地活用、法人関連手続きなど幅広くある行政書士業務の中で、「どの分野に特化するべきなのか」と思われる方もいらっしゃると思います。

もちろん大前提として、ご自身が突き詰めていきたい分野を選ぶことは大切ですが、ホームページ上での集客を考えるのであれば、「同じ地域の中でライバルが少ない分野」に特化すると成果につながる可能性が高まります。

「行政書士 事務所のある地域」で検索して、同じ地域内の行政書士がどんな売り出し方をしているのか確認してみましょう。競合の状況を確認して「集客しやすい分野はどれか?」を見極めることが大切です。

一方で、そもそも行政書士が少ない地域であれば、分野を絞らず幅広く対応できると、地域内でのシェアを大きく確保することにつながります。

お客様の「段階」に合わせた情報を載せる

ここまでは「ホームページに訪れてもらうため」にすべきことについて解説してきましたが、次にお客様が実際にホームページを訪れた場合を考えてみます。

ここでは「お客様が今どの段階にいるか」を想定して、掲載する情報を決めていくことが大切です。

今後サービスを利用したいと考えており、どこにするか迷っている段階

成約に最も近い状態です。問い合わせや相談申し込みを促すためのページを作り、得意業務をアピールといった施策が有効になります。

今後サービス利用したいと考えているが、いまはまだ探すに至っていない段階

まだ行政書士のサービス利用自体を検討している段階ですので、

・無料相談会のお知らせを掲載し、実際に対面でお話しできる機会を作る

・資料を無料ダウンロードできるようにしておく

といった背中を押してあげるような施策を実施するのが良いでしょう。

サービスに関心はあるものの、必要性をまだ感じていない段階

利用の検討すらしていないという方に対しては、専門家としての信頼感を高めるような「お役立ち情報」をブログ形式で発信するのが有効です。

専門知識をわかりやすく解説してくれるサイトはアクセスが集まりやすくなるため、見込み顧客を増やすことにつながります。

このようにお客様がどの段階にいるかによって、成果につなげるための方法が異なります。上記の具体的な対応については一例ですが、お客様の立場にたって「何が必要な情報」かを精査したうえで、ホームページに掲載するようにしましょう。

SNSでホームページへの動線を作る

ホームページ活用のためには、SNSを利用していくことも大切です。代表的なサービスとして「facebook(フェイスブック)」が挙げられます。

facebookは原則として実名で登録するSNSであり、投稿内容で人柄も良くわかるため、「信頼」が第一である行政書士にとって相性の良いツールと言えるでしょう。

一例ですが、ホームページに投稿したブログ記事をfacebookにも投稿することによって、関心を持った方が実際にホームページを訪れ、仕事のご縁につながることもあります。

ホームページを作り上げた後は、それを最大限生かす工夫をしていきましょう。

まとめ:行政書士の集客できるホームページとは

改めて今回の内容をまとめると、行政書士の集客できるホームページのポイントは、以下の3点です。

・幅広く業務内容を紹介するよりも、専門分野に特化した詳細な情報が掲載されている

・お客様が今どの段階にいるのか想定し、段階別に「必要な情報」が掲載されている

facebookなどのSNSからホームページに流入できる動線を整えている

サポートできる範囲が広いというのは行政書士の強みですが、一方で「何でも屋」になってしまうと、効果的な集客が望めない場合もあります。ご自身が納得できる分野の専門性を高め、ホームページ上で強みとして押し出していくことで「その道のプロ」として認知してもらえる可能性が高まります。

人脈や信頼を築いていくためのツールとしてSNSも活用しながら、ホームページを軸とした集客につなげていきましょう。

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