リスティング広告運用
[Google ディスプレイ広告運用]
弊社では数多くのクライアントさまからウェブ広告運用代行のご依頼を頂いております。
昨今、特に多いご依頼はリスティング広告の運用代行です。
しかし本コラムでは弁護士さま向けの結果の出るディスプレイ広告についてご紹介いたします。
ディスプレイ広告ではリスティング広告とは異なる設定方法などが様々あり、弁護士で広告を出される方はぜひ本コラムをご覧いただき、ディスプレイ広告もご検討ください。
目次
ディスプレイ広告とは
ウェブサイトの広告枠に表示される画像広告、動画広告、テキスト広告のことで、多くのディスプレイ広告はバナーで表示されることが多いため、バナー広告とも呼ばれます。
・リスティング広告:顕在層のユーザーへのアプローチ
・ディスプレイ広告:潜在層のユーザーへのアプローチ
上記のようにリスティング広告とディスプレイ広告では広告表示のされ方や表示される場所が異なる他にアプローチするターゲットが異なります。
ディスプレイ広告のメリットとデメリット
メリット①:潜在層にアプローチできることで事業の認知拡大ができる
→ディスプレイ広告で認知の拡大が期待でき、簡単に表すと”知ってもらう”広告です。
メリット②:画像や動画を使用できるため、目に留まりやすく分かりやすい広告
→ディスプレイ広告ではリスティング広告とは違い画像や動画を使用することができ、またバナー上に表示される広告文もリスティング広告より少なく的確にアピールしたい文を挿入できるため、見たユーザーに分かりやすく伝わります。ディスプレイ広告を例に例えるといわゆる”ウェブ上の看板広告”です。
(例)弊社の模擬ディスプレイ広告(スマートフォン画面)
メリット③:リマーケティング(リターゲティング)が可能
→この機能は一度ウェブサイトを訪れたが※CV(コンバージョン)へ至らなかったユーザーを追いかけるようにアプローチし、再度広告を表示させる方法です。これによりそれらのユーザーに対して申し込みなどに導くなど役に立つ便利なシステムが設定できます。また、ディスプレイ広告の最大の武器は広告を表示させるユーザーをターゲティングできることです。後にご説明いたしますがこの機能により、広告内容に興味のあるユーザーに絞って広告を配信することで無駄なインプレッション数を減らし、CV数の獲得が期待できます。また、リスティング広告の※CPC(クリック単価)が約500円からに対し、ディスプレイ広告の場合は約50円から100円ほどと安価となっております。
※CV(コンバージョン):広告をクリックしたユーザーが「お問い合わせ」や「電話相談」などの成果につながること。
※CPC(クリック単価):1クリックされた時にかかった広告費用のこと。
しかし、ディスプレイ広告にもデメリットがいくつか存在します。
デメリット①:CV数が獲得しにくい
→先ほども記述いたしました通り、ディスプレイ広告は潜在層のユーザーに対して広告を配信するため、リスティング広告よりはCV(コンバージョン)が獲得しづらい広告でもあります。ゆえに表示回数はリスティング広告と比べ遥かに多くなりますが※CVR(コンバージョン率)が低いために※CPA(コンバージョン単価)が高価になってしまうデメリットがあります。
※CVR(コンバージョン率):ウェブサイトや特定のページに訪れたユーザーの内、どの程度コンバージョンに至ったかを表す数値です。
※CPA(コンバージョン単価):1件の成果や顧客を獲得するために、どの程度の広告費用がかかったのかを表します。
デメリット②:広告予算の消化スピードが速い
ディスプレイ広告の場合、リスティング広告に比べて表示回数が圧倒的に多いためクリックされる数も圧倒的に多くなります。多くのユーザーをウェブサイトに誘導できる一方で、広告予算の消化スピードが速いというデメリットがあります。
カスタムインテントオーディエンスとは
次にディスプレイ広告において自社の製品やサービスに興味があり、かつ積極的なユーザーにターゲティングしアプローチをかける手法、カスタムインテントオーディエンスをご紹介いたします。
<カスタムインテントオーディエンスの設定方法>
①まずはカスタムインテントオーディエンスを設定したいキャンペーンへ進み、右上のツールをクリックします。
②次にツールの中から共有ライブラリ内のオーディエンスマネージャーをクリックします。
③次にカスタムオーディエンスへ進み+マークをクリックし作成へ移ります。
④いよいよカスタムインテントオーディエンスの設定に移ります。ユーザーをターゲティングする方法は2種類あります。
1. ユーザーが訪れたウェブサイトのURLでターゲティングします。
→例)離婚問題の広告を配信する際に実際にユーザーが訪れると推測される様々な離婚問題や男女問題に関するウェブサイトのリンクをコピーし1つずつ貼り付けます。これによりそのウェブサイトを閲覧したユーザーに対して広告を表示させることが可能です。ウェブサイトのリンク数は10前後が推奨されています。
2. ユーザーが検索した語句でターゲティングします。
→例)離婚問題の広告を配信する際に実際にユーザーが検索すると推測される検索語句を入力します。これによりそのキーワードを検索したユーザーに対して広告を表示させることが可能です。なるべく多くのキーワードを追加するとより効果的です。
上記のようなカスタムインテントオーディエンスであればどちらの手法を用いてもこれらのサービスに興味のあるユーザーをターゲティングし広告配信ができるので通常のオーディエンス設定されたディスプレイ広告よりもコンバージョンの獲得が期待できます。
<その他機能>
ディスプレイ広告ではリスティング広告と同様に配信地域、年齢性別、広告の配信時間の設定が可能です。弁護士事務所によって広告の細部設定は異なりますが、より精度の高い広告が作成できます。
話題の「ファインド広告」とは
ファインド広告とはYouTube、Gmail、Discoverのページ上に表示されるバナー広告のことです。
<設定手順>
①新しいキャンペーンを作成へ進みます。ウェブサイトのトラフィックからファインドを選びます。
②ファインド広告の設定は通常のディスプレイ広告の設定と何も変わりません。また以前作成したオーディエンスやカスタムオーディエンスも継続してそのまま使用することができるので再設定の必要もなく非常に便利です。
ディスプレイ広告と同様に遷移先URL、バナー画像、広告見出し、説明文、会社名を記入さえすれば広告を配信できます。
上記の広告例はYouTubeにどのように表示されるかを示しております。
★ファインド広告はYouTubeなどの巨大媒体にバナー画像として広告が表示され、先述したカスタムインテントオーディエンスをそのまま用いることが可能なため、安定してコンバージョンを獲得できる新しい広告スタイルになります。
まとめ
これらを元に考察をした結果、弁護士事務所にとってディスプレイ広告かつカスタムインテントオーディエンスの手法は非常に効果的な集客手段のひとつになります。弊社では実際にカスタムインテントオーディエンスの手法を用いたディスプレイ広告により、弁護士事務所のお問い合わせ数を10倍近く増加させた実績もございます。
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