SNS集客
全世界で利用者数が最も多いSNSは、やはりFacebookです。
2018年の第3四半期の情報では、月間のアクティブユーザー数だけで22億7000万人といわれています。
(参照:https://www.statista.com/statistics/264810/number-of-monthly-active-facebook-users-worldwide/)
そして最近では、企業がFacebookの自社アカウントを持つことが、もはや当たり前になってきています。
一方で、ビジネスアカウントは作ったが、Facebookの投稿で気をつけることはないのかと、疑問に思われたことはありますか?
実は、Facebookのニュースフィードには、上位表示するための独自のアルゴリズムがあります。
Facebookに投稿する以上、このアルゴリズムを知っておいて損はないでしょう。
今回は、『Facebookを「最強の営業ツール」に変える本』(著者,坂本 翔)を参考に、Facebookのニュースフィード上で上位表示されるアルゴリズムについて紹介します。
Facebookのアルゴリズムについて
Facebookの投稿には上位表示するためのアルゴリズムが存在します。
そして、ビジネスアカウントの友達全員に、無条件で投稿が届くというわけではありません。
Facebookのニュースフィードとして表示される基準は、「エッジランク」とも呼ばれています。
このエッジランクは、(もちろんアップデートは繰り返されていますが)主に3つの要素で構成されているといわれています。
- 親密度
- 重み
- 経過時間
企業がFacebookに投稿する際には、この3つの要素に気を配ることが大切です。
親密度について
ファンや友達と企業がどれだけ親密なコミュニケーションを取れているかを指します。
親密度は、ユーザーのビジネスアカウントに対する
- 「いいね!」「シェア」「コメント」の数
- タグ付けの回数
- メッセージの回数
- タイムライン上での滞在時間(ユーザーが投稿を読んだ時間の長さ)
など、様々な要因があるとされています。
まとめると、ユーザーにとって反応のよい投稿や、最後まで読まれる投稿が効果的ということです。
重みについて
投稿自体の「重要度」を指します。
Facebookとしては、ユーザーに対して、なるべく有益な情報を提供したいという考えがあります。
そのため、『同じような内容の投稿でも、「いいね!」等の数が多い投稿の方が、重要度が高い』と判断され、ユーザーの画面の上位に表示されやすいとされています。
その他にも、『文章のみの投稿よりも画像や動画付きの方が「重みが高い」と判断される』ともいわれています。
経過時間について
Facebookで上位表示の基準となる経過時間は2種類あるといわれています。
一つ目が『投稿されてからの時間』、二つ目が『リアクションが付いてからの時間』です。
投稿されてからの時間
一つ目に関しては、単純に1ヶ月前に投稿されたものよりも、今日投稿されたものの方が上位に表示されるという傾向があるということです。
さらに詳しくいうと、24時間経過した投稿は、再び上位に表示されることが難しくなるとされています。
以上の点から、1日の間に何度も投稿することは効果的ではなく、むしろユーザーによっては「うっとうしい」と思われかねないため、注意が必要です。
Facebookに関しては、多くても1日の投稿は1件までにした方がよいでしょう。
投稿されてからの時間
たとえ1ヶ月前の投稿であったとしても、『今日「いいね!」や「コメント」が付くと、上位表示される可能性が高まる』とされています。
また、経過時間に関しては以上の二つの要因があるため、日にちを空けて、1週間に1〜2件の投稿で問題はありません。
むしろ投稿の頻度よりも、いかにしてユーザーに喜んでもらえる投稿にするか、そしてユーザーとのコミュニケーションを絶やさないようにするかが重要となります。
特に、ユーザーからのコメントは『親密度』にも影響するため、投稿にコメントが付いたときは、必ず返信することが望ましいでしょう。
まとめ
以上の内容をまとめると、Facebookのニュースフィードで上位表示させるには、
- 投稿は、頻度よりも、ユーザーに気に入ってもらうような質に気を配る
- 投稿後は、ユーザーの反応に応え、コミュニケーションを絶やさない
ということが大切だといえます。
では、ユーザーの反応が良い投稿は一体どのような投稿なのか、ということについては、別の回でお伝えします。
また、セルフアチーブでは、Facebookの運用代行も行っております。
「SNSの投稿をしたいが忙しくて時間を割けない」といったお悩みがあれば、いつでもご相談ください。