SEO対策
2020年1月7日頃にgoogleにて大きな変動がありました。
個人的には2019年7月から一貫した考え方でアルゴリズムがアップデートされているなと思っております。
ちなみに弊社のお客様のほとんどはアクセスが一気に増加しました。
特に医療系及び法律関係の企業様のサイトは顕著です。
これは「YMYL関連のサイトは特に厳しくチェックするよ!」というgoogleのアルゴリズムに最適化しているSEO施策を行っていた結果となります。
ちなみにYMYLとは「your money, your life」の略語で、
- ショッピングまたは金融取引ページ
- 財務情報ページ
- 医療情報ページ
- 法的情報ページ
- 重要なニュース記事または公的/公的情報ページ
- 児童養子縁組、自動車安全情報など(※YMYLと考えられるかもしれないトピック)
などのサイトが対象となっております。
なぜYMYLのジャンルが厳しくチェックされるか?
ご存知のようにインターネット上の情報は正確なものと共に偽り(もしくは誇張している)の情報も少なくありません。
しかしながら、googleでは知りたい情報を検索し容易に情報を得る事ができます。
そのようにgoogleから容易に得た情報の多くが偽り(もしくは誇張している)の情報だったら・・・人はgoogleを使い続けるでしょうか?
特にYMYLのジャンルだと人生を左右するものであったりもします。
使う使わない以前に、情報を提供する側としてgoogleの責任問題になりかねません。
そのような背景がありYMYLのジャンルを特に厳しくチェックするアルゴリズムが存在します。
YMYLのジャンルサイトはどのように対処していけば良いか?
まずは「専門性、権威性、信頼性」を重要視するgoogle内のコアアルゴリズム※(※google内の憲法と考えてください。YMYLのジャンル等に対するアルゴリズムは法律です。)があることを認識しましょう。
サイト内で事実が書かれていれば「信頼でき」、掘り下げた内容は「専門性があり」、わかりやすい文章は人気が出て様々な場所で取り上げられる「権威ある」記事になります。この「専門性、権威性、信頼性」が「YMYL関連のサイトは特に厳しくチェックするよ!」に対して唯一の対策となります。
つまり、
「試行錯誤して法律で色々と試すけど、根本的な考え方である憲法は変えませんよ」
とお考えください。
今回のアップデートにおいてYMYLのジャンルサイト以外は大丈夫か?
例えYMYLと関係ない内容のサイトだとしても「専門性、権威性、信頼性」のコアアルゴリズムが関わってくる為、
内容の薄いブログページや信憑に欠けるブログ記事ページやそのようなページを多く保持するサイトは今後順位が落ちていく可能性が大きくあります。
この場合、ページ数を増やすだけが目的となる「知識」の記事を書くのではなく、試行錯誤した経験やプロだからこそ知り得る裏の情報など「知恵」の記事を書く事が大切となります。
まとめ
内部SEOを最適化したとしても、「専門性、権威性、信頼性」が薄いサイトとなっていくとYMYLなどを対象としたようなアルゴリズムアップデートが行われた時に順位が大きく下がります。今後のgoogleのSEO対策は「専門性、権威性、信頼性」を念頭におき、常にサイトに訪れるユーザーにとって恩恵がある内容を作り続ける事が大切です。