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AIの回答は毎回変わる?!自社の見え方を確かめるLLMO診断の手順

AIの回答は毎回変わる?!自社の見え方を確かめるLLMO診断の手順
    AIの回答は毎回変わる?!自社の見え方を確かめるLLMO診断の手順

    「AIで、うちの会社がどう紹介されているのか分からない」

    最近、こうした相談が増えています。

    ChatGPTに聞いてみたら、自社の名前が出た。でも、それで安心していいのか。昨日と今日で答えが違うのは、なぜなのか。そもそも、何を見れば「紹介されている」と言えるのか。

    AIの回答は、毎回変わります。

    だからこそ、確かめ方を決めておく必要があります。私たちが「AI検索 現在地診断」で実際に行っている手順と、神戸市の外壁塗装店を診断して分かったことを、順にお伝えします。

    自社がAIにどう紹介されているか。まずはその事実を確かめるところから。無料の「AI検索 現在地診断」を申し込む

    LLMO診断とは?検索順位ではなく「AIにどう語られるか」を見る

    LLMO診断とは、ChatGPTやGoogleのAI Overviewに質問したとき、自社がどう紹介されるかを確かめることです。LLMOとは、Large Language Model Optimizationの略で、AIに会社を正しく理解され、紹介されるように整える取り組みのことです。

    見るのは、検索順位ではありません。

    AIが答えを作るときに、どの会社を挙げ、どのサイトを根拠にするか。私たちは、次の4つを見ています。

    • 名前が出るか
    • 何番目に出るか
    • どんな理由で推されるか(どう語られるか)
    • どのサイトが根拠として引用されたか

    名前が出るかどうかと同じくらい、どう語られるかが大事です。同じ「おすすめの会社」に入っていても、強みが伝わる語られ方なのか、どの会社にも当てはまる説明なのかで、選ばれ方は変わります。

    AIの答えで見る4つのこと(名前・順番・語られ方・引用元)

    LLMOの計測方法は?質問は「お客様の言葉」で作る

    確かめるときの質問は、自社のお客様が実際に使う言葉で作ります。

    以前は「神戸市 外壁塗装」のように、単語を並べて検索するのが普通でした。AIには、人に相談するような話し言葉で聞かれます。

    私たちは、少なくとも次の4種類の質問を投げています。

    質問の種類 例(外壁塗装店の場合) 分かること
    地域+業種 神戸市西区で外壁塗装のおすすめの業者を教えて 候補に入っているか、何番目か
    具体的な悩みの相談 築12年で、外壁の目地のコーキングがひび割れてきた。神戸市で、塗り替えと一緒にきちんと直してくれる業者はある? 得意分野の相談で名前が挙がるか
    強みを条件にした質問 神戸で、営業会社を通さず職人が直接やってくれる外壁塗装の会社はどこ? 自社の強みが、AIに伝わっているか
    会社名の確認 〇〇はどんな会社ですか? AIが会社を正しく知っているか

    最後の会社名の確認は、ほかの3つと分けて考えます。AIが会社を知っていることと、相談されたときに紹介することは、別だからです。

    自分で確かめるときの注意点|ふだんのアカウントで聞かない

    自分で確かめるときに一番多い間違いは、ふだん使っているアカウントのまま聞くことです。

    AIは、過去の会話や保存された情報(メモリ)、使っている地域などをもとに、聞いた人に合わせて答えを変えることがあります。ふだんから自社のことをAIに相談していれば、なおさらです。その結果を見て「うちは1位だった」と安心しても、お客様に同じ答えが出ているとは限りません。

    だから、いろいろなアカウントで、偏りのない状態で調べる必要があります。

    ChatGPTで確かめるときは、次の条件をそろえます。

    • 一時チャット(会話を記憶しないモード)を使う
    • メモリやカスタム指示を使わない設定にする
    • 使うモデルと推論の設定をそろえる
    • 聞いた日時と、画面をそのまま残す

    そして、1回の結果で判断しないことです。

    AIの回答は、同じ質問でも毎回変わります。複数の質問を投げて、繰り返し名前が挙がるかを見ます。たまたま1回出た、たまたま1回出なかった、で判断しないことが大事です。

    AI Overviewが毎回同じ内容を表示するわけではない理由は、AI Overview対策とは?表示される記事の特徴と中小企業のSEO設計でも書いています。

    AI Overviewに表示される条件は?名前より「引用元」を見る

    GoogleのAI Overviewでは、名前が出たかどうかより、どのサイトが根拠として引用されたかを見ます。

    確かめるときは、ログインしていないブラウザ(シークレットウィンドウ)で検索し、「もっと見る」を開いた状態で全文を確認します。地域の表示も一緒に記録します。地域によって、出てくる会社が変わるからです。

    気をつけたいのは、名前が出ていても、その根拠が自社のサイトとは限らないことです。

    Googleの店舗情報(Googleマップ)から名前が拾われていることもあれば、比較サイトや、ほかの会社が書いた「おすすめ5選」の記事が根拠になっていることもあります。

    自社のサイトに書いてあることを、ほかのサイトが代わりに語っていないか。そこを見ます。

    事例:神戸市の外壁塗装店を診断して分かったこと

    2026年10月に、神戸市の外壁塗装店の「AI検索 現在地診断」を行いました。外壁塗装を探す人が使う言葉で、ChatGPTに3回、GoogleのAI Overviewに3回聞いています。

    見たこと 結果
    ChatGPTで名前が出た回数 3問中3問
    ChatGPTで一番に推された回数 3問中1問
    AI Overviewで自社サイトが引用された回数 3問中0問

    AIは、この会社を知っていました。会社名で聞くと、所在地や事業内容、資格を持つ職人がいることまで正しく答えます。

    それでも、一番に推されたのは1問だけでした。

    「営業会社を通さず職人が直接」という条件で聞いた質問です。推薦の理由は、会社のサイトに書いてある一文、そのものでした。サイトの一文がそのまま質問の答えになったときだけ、一番に推されたのです。

    ほかの2問では、3番目と4番目でした。

    上位に挙がった会社は、「創業から半世紀以上、施工実績は数千棟」「1級塗装技能士が在籍」のように、数字や資格で紹介されていました。この会社は、「保証」「点検」「施工事例あり」という、どの塗装店にも当てはまる説明で紹介されていました。

    もう一つ、見逃せないことがありました。

    AIは、サイトに書かれていないことを、ほかのサイトの情報で埋めていたのです。

    ChatGPTが示した口コミの評価は、会社のサイトではなく、塗装店の紹介サービスの記事から拾われていました。AI Overviewの紹介文には、会社のサイトのどこにも書かれていない資格名が入っていました。その紹介文の出典は、他県の塗装会社が書いた「おすすめ5選」の記事でした。

    得意分野の質問でも、同じことが起きていました。この会社には一級シーリング施工技能士がいて、料金ページにはシーリング打ち替えの価格まで載っています。それでも「外壁塗装 コーキング 打ち替え」の答えに、会社の名前は一度も出てきませんでした。根拠になったのは、一括見積もりサービスや塗料メーカーのメディアです。

    お客様がよく使う「コーキング」という言葉は、会社のサイトに1ページも出てきませんでした。

    単語の検索から、話し言葉の相談へ

    この結果をお伝えしたとき、お客様が一番強く感じていたのは、検索の仕方の変化でした。

    以前は「神戸市 外壁塗装」のような単語で調べていた。今は「築12年で、目地のコーキングがひび割れてきた。塗り替えと一緒に直してくれる業者はある?」と、話し言葉で相談するようになっている。

    単語で調べる人は、まだ大まかな動機の段階です。

    話し言葉で相談する人は、その奥にある具体的な悩みを持っています。

    だからこそ、サイトにも、その悩みを解消するサービスの紹介の仕方が必要になります。「外壁塗装をやっています」だけでは、話し言葉の相談には答えられません。

    AI Overviewsに表示されないのはなぜ?「誰が言っているか」が書かれていない

    AIに紹介されない、紹介されても強みが伝わらない。その根っこにあるのは、「何を言っているか」ではなく「誰が言っているか」が、サイトに書かれていないことです。

    AIは、紹介するに値する根拠がある会社を挙げます。その根拠が自社のサイトになければ、ほかのサイトの情報で埋めるか、ほかの会社を挙げます。

    この外壁塗装店で、診断のあとに最初に進めたのは、次の2つでした。

    • 会社概要のページを、会社の背景や判断の基準が分かる内容に深めること
    • 職人の技術を、資格や施工の中身まで含めたエビデンスとして紹介するコンテンツを足すこと

    どんな職人が、何を見て、どう判断しているのか。それが書いてあって初めて、AIは「この会社なら相談に答えられる」と判断できます。

    「誰が言っているか」を伝える考え方は、Googleは「AI検索に特別な対策は不要」と言った。それでもAI検索対策が必要な理由で詳しく書いています。経験を記事にどう入れるかは、AIに引用される記事の作り方|E-E-A-TのExperience(経験)を入れる記事設計をご覧ください。

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    無料のLLMO計測ツールはある?自分でできる範囲と、診断で見る範囲

    計測ツールを探す方も多いですが、最初の一歩は、自分の手で確かめることです。

    ここまでの手順のうち、次のことは、無料で自分でもできます。

    • お客様の言葉で、質問を4種類作る
    • ChatGPTの一時チャットで、条件をそろえて聞く
    • シークレットウィンドウでGoogle検索し、AI Overviewを全文確認する
    • 名前、順番、語られ方、引用元を記録する

    一方で、自分だけで見るのが難しいこともあります。

    • 競合がどう語られているかを、同じ条件で比べること
    • どのサイトが繰り返し根拠になっているかを、質問をまたいで集計すること
    • 結果から、サイトのどこに何を書けばいいかを決めること

    私たちの「AI検索 現在地診断」では、ここまでを無料で行い、自社と競合の見え方をレポートにしてお渡ししています。その先の、会社の経験や判断の基準を引き出す「達成ヒアリング」と、どのページに何を載せるかを決める「AI検索 達成ロードマップ」の内容は、セルフアチーブのAI検索対策のページにまとめています。

    効果の確かめ方をもう少し広く知りたい方は、LLMO対策の始め方|ChatGPTやAI検索に引用されるサイト設計もご覧ください。

    LLMO診断についてのよくある質問

    Q. 一度聞いて自社の名前が出なければ、紹介されていないということですか?

    そうとは限りません。AIの回答は毎回変わります。質問を変えて複数回聞き、繰り返し名前が挙がるかどうかで判断します。逆に、一度出たからといって安心もできません。

    Q. ふだんのアカウントで聞いた結果は、意味がないのですか?

    参考にはなりますが、お客様に出ている答えと同じとは限りません。AIは、聞いた人に合わせて答えを変えることがあります。確かめるときは、一時チャットなど偏りのない状態で聞きます。

    Q. 名前が出ていれば、対策は不要ですか?

    名前が出ていても、何番目か、どう語られているか、根拠がどのサイトかで、選ばれ方は変わります。事例の外壁塗装店も、3問すべてで名前が出ましたが、一番に推されたのは1問だけでした。

    まとめ|AIにどう語られているかを、事実で確かめる

    「AIで、うちの会社がどう紹介されているのか分からない」

    その答えは、確かめ方を決めれば、自分でも見えてきます。

    • AIの回答は毎回変わる。だから確かめ方を決め、複数の質問で繰り返し見る
    • 質問は、お客様が実際に使う話し言葉で作る
    • ふだんのアカウントではなく、偏りのない状態で聞く
    • 名前が出るかだけでなく、順番、語られ方、引用元まで見る
    • AIは、サイトに書かれていないことを他社の情報で埋める。「誰が言っているか」を自社のサイトに書くことが、最初の一歩

    AIに、自社はどう語られているのか。まずはその事実を知るところから始めてみてください。

    見込み客が聞きそうな質問で、自社と競合がどう紹介されているかを確かめます。月額契約は不要です。無料の「AI検索 現在地診断」を申し込む

    このコラムの監修者
    新原 秀崇

    代表取締役

    新原 秀崇

    大学卒業後、外資系企業やラジオ局で営業・マーケティングを経験。2011年に株式会社セルフアチーブを創業し、神戸を拠点に中小企業のWEB集客支援を開始。累計200社以上の顧客獲得を支援し、コンテンツマーケティング・SEO・WEB広告を専門領域として代表自ら戦略設計に携わる。

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